さて、台風23号が三連休を直撃しそうな10月上旬。連休後半を使って13回目のおやじぼっちキャンプ開催です。
今回は初の茨城県。若干移動に時間がかかるかと思って敬遠していたのですが、調べてみるとまったくそんな事もなく、今回のキャンプ場も1時間半ほどの距離。気になるのは天候のみ。
てことで、茨城県笠間市にある人気キャンプ場「にこにこキャンプ」さんに向けて出発です。
キャンプ場へ
こちらの「にこにこキャンプ」さん、なんと朝8時半からチェックインできる珍しいキャンプ場。しかも、サイト選びは当日スタートの早いもの順。ただ、前泊のお客様がいるので、早く行けば必ず取れるというわけでもなく、うまく前泊者の撤収タイミングと合えば良い場所が確保できるシステム。
事前にYouTube等で調べた感じだと、今回狙いたいのは「14番」「15番」「朝日の見えるサイト」の3つ。景観重視のキャンパーに人気のサイトです。てことで色々考えた結果、9時半頃にキャンプ場に到着。

ちなみに受付までの細道の難易度はなかなかで、対向車とのすれ違い不可。土と砂利の急坂でタイヤは滑りまくりです。初めて行かれる方がお気を付けください。
サイト探し
てことで、とりあえず空いているサイトを探します。真っ先に狙っていた14番、15番を見に行くと、がっつりテントが立っており、なんとなくすぐに撤収という感じではなさそう。残念。
この2サイトはさっさと諦めて、景観の良さげな別のサイトを探していると、思いのほか良さげなところが空いているっぽい。近くまで行ってみると、なんと狙っていた3つのうちのひとつ、「朝日の見えるサイト」でした。
速攻で車を止めて、本日のぼっちステージを確保。管理棟のすぐそばでプライベート感こそないものの、目の前は開けていて景観は抜群。夜景や星空に期待です(曇天予報)

しかも、このサイトには展望デッキという素敵なオプションも。夜景も朝日も最高の環境で楽しめます(天気さえ良ければ)。

どこでもドア
ちなみにこちらのキャンプ場には、某国民的アニメのキャラクターがおりまして。さらに、あの夢の未来道具も。

そう。どこでもドア。そしてその向こうにドラえもん。ちなみに今回のサイトは、このドラえもんエリアがすぐ目の前にあるので、昼間は常に子供たちがワーキャーはしゃいでます。静かなキャンプをしたい方は「朝日の見えるサイト」はおすすめしません。そんな事より夜景を見たい、そんな方にぴったりのサイトです。
さらにもうひとつ特徴が。こちらのキャンプ場の水道は飲み水として使えないようで、売店で購入するか、キャンプ場の激細道の途中にある井戸で水を汲んでくる必要があります。

ピンクの井戸。その名も幸せの井戸水。サイトから井戸まで水を汲みにいって戻るのもそれなりに大変なので、お水の用意は忘れずに。
そんなわけで、本日のぼっちステージも決まったので、早速テント設営に。いつものエアテントをサクッと立てて、車から荷物をテントの中に運び込みます。今まで汗だくでやっていたのが嘘みたいに、とてもとても涼しい。なんなら寒い。なるほど。こうやって夏キャンプから秋キャンプへと移行していくのですね。

散歩の時間
そんなこんなで中の荷物の設置も完了したので、少しキャンプ場の中を散歩することに。トイレの場所や他サイトの様子などをチェックしながら歩いていると、こんな看板を見つけました。

気になります。ただ、軽い気持ちで踏み込んで後悔するのもイヤなので、かなり悩みましたが、50メートルという言葉を信じてレッツトライ。
少し歩くと突き当たりに小さな小川が流れており、散策道もそこで終了。渓流ってほどでもありませんでした。

キャンプ場の中を一回りして、自分のテントに戻ると11時過ぎ。そろそろお腹も減ってきたので昼メシに出かけることに。
行列のできる洋食屋
笠間市の飲食店を調べていると、とても気になる洋食屋を見つけたので、とりあえずそこに向かう事に。今日はまだ買い出しもしていないので、ランチがてらスーパーに寄って帰ります。
上ってきた激細道を下り、キャンプ場からお店に向かうこと15分。目当ての洋食屋の前に到着すると、既に大行列が・・・。駐車場も停められそうにないので、その場で待つことも出来ず。
どうしようかと思っていると、隣りに良さげなお店を見つけ、そちらに入ることに。

定食やラーメンなど色々なメニューのある老舗「つるや本店」さん。お店に入ると、僕の前にはお客さんが一組だけ。案内された席に座り、カツ煮定食とモツ煮込みを単品で注文。
しばらく待っている間に次々にお客さんが来店し、あっという間に店内が満員に。人気店でした。そして10分もかからず、カツ煮定食とモツ煮込みが到着。

うまい。美味すぎる。会社の近くにあったら毎日通いたくなるお店。味の染みたカツ煮と柔らかいモツ煮込みを美味しく頂き、笠間市ランチが終了。ごちそうさまでした。
お店から5分くらいのところにスーパーがあったので、そちらで本日の夕飯と明日の朝飯を購入して車に戻ります。
ニューアイテム
いつもなら、購入したものをクーラーボックスに突っ込むのがルーティンですが、実は本日から新たなアイテムを投入しておりまして。

そう、持ち運べる冷蔵庫です。本来は暑い季節にこそ役立つ便利アイテムで、来年の夏前に買おうかななんて思っていたのですが、先日のAmazonプライムセールでかなりお得になっていたので衝動買い。クーラーボックスから大幅ランクアップです。
てことで、冷蔵庫に買った商品を突っ込みキャンプ場へと帰ります。
のび太のごとく
キャンプ場に戻ると14時。テントの中でお茶を飲みながら信長の野望をやっているうちに、イスで寝落ち。気づいたら16時でした。ドラえもんが近くにいるからか、昼寝大好きのび太のごとく、珍しく昼寝。朝が早かった分、夕方に睡魔。無駄な時間、勿体ない。という概念すら感じないのがぼっちキャンプです。
そんなこんなで17時くらいにはだいぶ暗くなってきたので、外に出て焚き火の準備を。こないだ割った薪がまだだいぶ残っていたので、それを焚き火台に置いて準備完了。暗くなるのを待ちます。

着火
30分ほど経つとかなり暗くなってきたので、用意した焚き火に着火。

しばらく放っておけば、火の勢いも増して良い感じの焚き火に。未だ何のためにやってるのかは分かりませんが、なんとなく義務感に駆られるのが焚き火の不思議。

30分ほどで燃え尽き、熾き火になったので、そろそろ夕飯の準備に。と言ってももちろん焚き火で料理なんてことはなく、いつも通りの簡単スペシャルディナーです。
贅沢ディナー
夜景や管理人さんの人柄など、魅力たっぷりの「にこにこキャンプ」さんですが、僕が何より魅力を感じたのがこちら。

そう。24時間使える電子レンジ。最高です。準備も後片付けもしたくない僕にとっては、何よりの魅力ポイント。いつもカップ麺ばかり食べている僕にはとてつもない贅沢ディナーです。遠慮なく使わせて頂き、出来上がった本日のぼっちディナーがこちら。

うまい。美味すぎる。トロトロの牛すじと甘めのカレーがご飯と絡み合い極上のハーモニーを奏でるレンチン飯。あっという間に完食。ごちそうさまでした。
極上の夜景
空は曇天で星空こそ期待できませんが、素敵な夜景(街灯り)は見れるはず。19時を過ぎたいぶ暗くなってきたキャンプ場からの夜景です。

今までのキャンプ場に比べて、街の光が近く迫力のある夜景で、人気になるのも納得です。星空とのセットで見れないのは残念ですが、まぁ仕方なし。雨が降らなかっただけマシです。
ナイトタイム
てことで、焚き火も夕飯も終わり、20時くらいにはお籠もりタイムに。ベッドに寝転がりながらSwitchをやりつつまったりと。
せっかく朝日の見えるサイトを取れたので、明日の朝はちゃんと早起きして、展望デッキからの朝日を堪能したいと思い、22時頃に早めの就寝。zzz
朝日と朝飯
早寝のおかげで、朝5時に起床。この日の日の出は5時半過ぎなので、トイレを済ませつつ、日の出を待ちます。待っている間に朝飯を済ませようと、冷蔵庫から蕎麦(いなりセット)を取り出し、いなり寿司からパクリと一口。

凍ってました。シャリシャリいなり。冷蔵庫の設定は5度にしていたのですが、LOGOSの保冷剤の力は侮れません。自然に溶けるまでしばらく放置。
そんなこんなで6時頃にはだいぶ明るくなってきましたが、雲が多いのと、方角的に山に隠れていたのか、結局日の出は見えず。

1時間ほど放置した蕎麦といなり寿司を食べ、ゆっくりと撤収開始。ちなみに蕎麦を凍らせると思った以上のボソボソ蕎麦に劣化。気を付けましょう。
サプライズゲスト
今までも、ニワトリやクワガタ、トンボなどなど、さまざまなゲストをお迎えしてきましたが、本日のサプライズゲストはこちら。

カマキリさん。大きくてカッコ良いです。残念ながら撤収の邪魔なので飛んでいってもらいました。
カマキリとお別れしたあとは本格撤収に。テントを乾かしながらテント内をすべて片付け、テントを撤収。最後にグランドシートを乾かします。

なかなか日が出ないので、乾くまでにかなり時間がかかりましたが、無事に全撤収完了。

てことで13回目のおやじぼっちキャンプ終了です。今月は旅行の予定があるのでキャンプは来月までお休み。次回は完全な秋キャンプです。こうご期待?



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