さて、9月も半ばを過ぎた雨予報の土日、11回目のおやじぼっちキャンプの開催です。
ウェザーニュースの2週間天気予報と毎日にらめっこしながら、決行かキャンセルかを日々悩んでいたのですが、微妙に曇りで乗り切れそうな雰囲気になってきたのと、最悪2日目の午前は晴れそう(テントが乾かせる)だったので、思いきって決行することに。
てことで、今回お邪魔するのは群馬県渋川市にある「くりの木キャンプ場」さん。以前行ったこちらの「オートキャンプ場そら」さんのご近所で、夜景が素晴らしいと評判の人気キャンプ場です。
中でも、もっとも夜景がキレイに見えるとウワサの西の高台「w9」というサイトが予約できたので、かなり楽しみにしていたのですが、ちょっと天候的には残念な結果になりそうです。
水沢うどん
群馬に向かって車を走らせ、渋川伊香保ICで高速を降り向かった先は、水沢うどんの名店「田丸屋」さん。本日もキャンプ場の前に昼メシです。

11時過ぎに着いたのですが、200台くらい入りそうな駐車場がかなり埋まっている状況。これは満員で入れないかなと思ったのですが、中がめちゃくちゃ広くて余裕で店内へ。
サクッと冷たいうどんと天ぷらと名物のしんこ餅を注文して待つこと10分。美味しそうな水沢うどんの到着です。

うまい。美味すぎる。つけダレが2種類付いてくるですが、個人的にはゴマダレが好き。デザートのしんこ餅(みたらし)も美味です。ごちそうさまでした。
そして買い出しへ
お腹もいっぱいになったので、お次はスーパーへ。キャンプ場から10分ほどの場所にベイシアがあったので、そちらへ車で向かいます。
いつも通り、水やお茶、氷と夕食、朝飯などなどをまとめて買い込み、クーラーボックスへぶち込みます。100均のセレアが併設されていたので、ついでにガイロープを数本購入。本日の買い出し終了です。

チェックインが14時だったので、少し伊香保で観光でもなんて思っていたのですが、雨と濃霧で面倒になり、車で少し時間を潰してキャンプ場へ。
くりの木に到着
ちなみにこちらのキャンプ場、細道の上、かなりの急坂とエグい急カーブをクリアしなくては辿り着けません。キャンプ場の中もすれ違い不可能な激細道ので、運転に不慣れな方は結構厳しいかもです。

なんとか試練の道を踏破して、無事に「くりのきキャンプ場」さんへ到着。受付を済ませ、毎度のごとくステッカーを1枚購入。クーラーボックスに貼り付けて、本日のぼっちステージを目指します。

て事で、予約していたサイト(w9)に車を止めて、北関東一と名高いサイトからの景観を確認。

濃霧こそ少し晴れたものの、曇天で何も見えません。夜は雨も降りそうですし、今宵の夜景は諦めた方が良いかもしれません。なにはともあれ、とっとと設営です。雨が降り出す前にテントの設営だけでも終わらせないとです。
一応、夜になって奇跡的に晴れてくれることを祈りつつ、夜景が見える方向、角度でグランドシートを敷き、シュコシュコとテントにエアを注入。ものの10分ほどで完成です。

テントの中にすべての荷物を運び入れて、中もゴリゴリ整えていきます。ちなみに今回、新たに追加したキャンプアイテムがひとつ。こちらのダストボックス、そう、ゴミ箱です。

今までビニール袋丸出しで、毎回使いにくさを感じていたので、今回からこちらを導入することに。なかなか良い感じです。
そんなこんなで、なんとか雨に降られることなく無事にすべての設営が完了して一安心。いつもなら大体ここで汗だくになっているのですが、今日はちょい汗。なんなら涼しいくらい。
とはいえ、暗くなる前に戻ってこないと、さすがに危険を感じる激細山道なので、さっさと温泉に行ってサクッと戻ってこようと、テントの窓を全部閉めて車に乗り込みます。
期待の温泉のハズが
キャンプ場から車で行ける温泉が近場(20分圏内)にいくつかあったのですが、今回は小野上温泉「八夕の湯」さんに行くことに。公式サイトを見る限り、なんだかキレイで豪華で清潔そう、設備も色々と整っている印象。夜景がダメなら温泉で満足しないとです。
てことで、ハタの湯に到着。駐車場には車がたくさん止まっており、激混みの予感。とりあえず、入り口へと向かいます。

なんとなく期待していた雰囲気とは若干違う感じ。とっても庶民的というか、町の公民館みたいな。
とりあえず受付を済ませ、あたりを見渡すと、16時過ぎにも関わらず、たくさんのおじいちゃんおばあちゃんたちが、ところどころで談笑しております。
うん。良いとこです。町の拠り所的なとても良いとこなのですが、高級感とかそういったものは皆無。ドライヤーで局部に風を当てないように、との注意書きが貼ってある民度。
そう。公式サイトのイメージで勝手に思い込んだ僕が悪いです。サクッと温泉を堪能して、体にキレイな絵が描かれたおじさんたちを横目に、受付で会計。ちなみに激安でした。
若干、外も暗くなり始めてきたので、急いでキャンプ場に戻ります。もちろん安全運転で。
招かれざる客
結局キャンプ場に戻ってきたのは、なんだかんだで18時くらい。そろそろ夜景が見えちゃってたりするかも?なんて期待もむなしく。

何も見えません。まるでホラー映画。何も見えないどころか、いよいよ雨が降り出しました。しかも結構な勢いで。これはもう、今夜の夜景や星空はダメそうです。さっさと諦めてテントでお籠もりタイムに。
ちなみに、テントの屋根についた窓はこんな感じ。

隠れてちゃダメ
特にやることもないので、とりあえず夕飯でも食べようと、クーラーボックスから本日の豪華ディナーを取りだします。

スーパーで買ってきたサーモン寿司とローストビーフ寿司。なんて美味しそう。パックに入っていた醤油を垂らし、パクパクと食べ進めていったところ、最後の最後でまさかの出会いが。

いや、ここで出てくるなと。もうほとんど食い終わってるし。最後のひとつにタレをかけて食ったら、めちゃくちゃうまかったです。全部この味で食いたかった。
不完全燃焼のまま、テントに降り注ぐ激しい雨音を聴きつつ、デザートタイムへ。

間違いない。うまいに決まってます。ものの数分でミルキーな極上プリンをペロリとたいらげ、本日のディナータイム終了です。ごちそうさまでした。
ご褒美タイム?
Switchをやりながら、気付けば21時過ぎ。どうやら雨が止んだようなので、外を見てみると夜景がきれいに見えていました。美しい。

写真を撮りがてら、トイレに行ったら、テントへ戻る最中にまたまた土砂降りに。最悪。そしてまた夜景が見えなくなっているという不運。いや、むしろこの一瞬を突いて夜景が見れたことを幸運と呼ぶべきか。
不運は続く?
土砂降りが続く中、放送局占拠の最終回を観て、hulu特別版を最後まで観終わらないまま寝落ち。zzz
5時前にトイレで目が覚めると、雨音もなくどうやら雨は止んだようでしたが、テント内に若干の違和感が。

なんだか天井が圧迫されてひん曲がっています。急いで外に出てみると、立ち上げてたキャノピーに大量の雨が溜まり、その重さでテント全体が傾いてしまっていました。
すぐに溜まった水をすべて下に流し、キャノピーを通常モードに戻すと、傾いてたるんでいた屋根も元通りに。危なかったです。少なくとも、天候が怪しい時は、寝る前にキャノピー降ろさないとダメなのですね。また僕のキャンパーレベルがアップしました。
夏・再び
無事に復活したテントの中で二度寝。結構肌寒く、エアベッドの上に久しぶりの寝袋を使いました。7時頃に目が覚め、朝日とともにゆっくりと撤収を始めます。

雲こそ多いですが日差しは強め。この時間からだいぶ暑くなってきました。サクッと朝飯(山菜キノコそば/写真撮り忘れ)をいただき、テントの中の片付けを終わらせてから、昨晩の雨と朝露で濡れたテントとグランドシートを乾かします。
1時間ほど乾燥させて、すべての撤収作業を終え、11回目のおやじぼっちキャンプ終了です。なかなかヘビーなぼっちキャンプでしたが、これもまた経験ということで◎。

今回は天候要因が大きかったかもですが、そろそろ冬用のアイテムの準備をしておかないと、極寒の夜に苦しめられそうな匂いがプンプンです。目星は付けているので、来月あたりまたAmazonでぽちりたいと思います。
ちなみに、今月はもう一度ぼっちキャンプ開催予定です。かなり高規格なキャンプ場らしいので、とても楽しみ。乞うご期待?

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